最少の葬式

父が亡くなった時の話です。
朝早く実家にいる母親から電話があり何か悪い知らせかもと思っていると父親が外出先で倒れて病院に運ばれたという内容でした。急いで病院に駆けつけるとすでにストレッチャーに横たわっていて白い布が顔にかぶせた状態の父親を目にすることになりました。

病院から実家に運ぶところから葬儀屋さんとの付き合いが始まりました。葬式の喪主は母親でしたが高齢で気が動転していたこともあり、連絡や打ち合わせは長男でる私がする以外ありません。

親戚の葬式に参列したことはありますが、身近な当事者として葬式に関わるのは初めてでしたので最初はわけがわからず父親を亡くした悲しみや寂しさを感じる暇がありませんでした。幸いにも20年ほど前に祖母を亡くした時にお世話になった葬式屋さんの電話番号が実家に控えてあったので連絡したところ、当時の担当された方はいませんでしたが親切に対応してくれたので助かりました。

葬式マニュアルみたいなものがありそれに従うだけでお通夜や告別式の段取りが滞りなく終えることができたのは葬式屋さんの心遣いがあったからだと今は思えます。

唯一もめたのは祭壇の種類、食事の値段、供花の数など葬式代にかける値段と親族への見栄を含む配慮の折り合いでしたが、母親が今後の生活のために最小の範囲でおこないたいという意向で華美なものにしませんでした。

一年経過してみると当時の祭壇や供花について思いだすことは少ないので、お金をかけない葬式は正解だったとおもっています。その時の気持ち供養が大事であると改めて思いなおすことができました。父親も満足していると思っています。
私は全然知りませんでしたが、あまりお金をかけずにお葬式を挙げられる葬儀社はけっこうあるみたいです。

http://葬式準備.com/